★軍師官兵衛第４６回「家康動く」レビュー
2014年11月16日放送の軍師官兵衛をレビュー★
46回ということはあと４回で終わりなんですね！長かったような短かったような…
【今回のポイント】
・朝鮮出兵さえなければ豊臣政権もう少し続いたと思う
・朝鮮から戻った将兵を迎え出たらしい三成、点数稼ぎに必死ｗｗｗ
・小西に訴えられる黒田、加藤、福島。
・↑長政だけがすぐに三成の指図と気付いた、この中では長政が一番賢いのかな
・秀頼ちゃんかわいい❤
・前田利家ｋｔｋｒ！！！もう死ぬ寸前じゃねぇかぁぁぁ
・西の丸に移るねね、尼姿も綺麗
・松坂桃李、中年時代の黒田官兵衛（岡田准一）に似てきたな、っていうか最初に比べて演技うまくなったな
・家康、三成に狙われている言い張って大阪脱出、勿論狂言
・大名どうしの勝手な縁組を問われる徳川
・細川忠興ｋｔｋｒ！太ってんじゃねぇかｗｗｗ
・ねね「もっともふさわしき方が天下人になればよい」
・栄姫★初登場
・糸「黒田の男子をみすみす死なせたうえ女しか産めない何の価値もない女でございます、いっそのこと離縁（ｒｙ」おう、そうしろ
・長政と又兵衛の間に入りだす亀裂、これ半分は官兵衛のせいじゃね？
・あ、長政賢いとか言ったけどやっぱ阿保だわ。これ徳川が勝ち組だからいいけど負け組だったらと思うと
・清正たちに狙われまさかの家康の元に逃げ込む三成、建前上追い出せないorz
・三成の役者さんってあんまり演技上手くないよね、演技してるっていうより声を変えてるだけなんだもん
・官兵衛「なにが狙いじゃ」のとこからかかったピアノ曲かっけぇ
官兵衛「わしは我が道を行く！」
家臣組「天下を狙われますか！」
官兵衛「ニヤリ」
私「うぉぉぉ！」
OP前にどっかの知事が当選確実だどかなんとかのテロップが（少なくとも私の住む地域では）流れてましたね～大河ドラマ＋テロップ＝例の事件を彷彿とさせます。そう、「龍馬伝」でのクライマックスである龍馬暗殺シーンにテロップを被せるという伝説をやらかした以上私はNHKを信じない！
っていうか偶然にも今日のNHKスペシャルのナビゲーター福山雅治だったｗｗｗ
今日は関ヶ原の戦いに向けての布石でした。
軍師官兵衛は大きな事件の回と時間経過回で面白さに差があるのが難点。後者はあんまり官兵衛が出ないしある程度歴史を知ってる人には「あぁ、はいはいあの事件ね」って感じられる。誰もが知る歴史を面白い演出や新しい着眼点でやるから大河ドラマは面白いのに（そうじゃなきゃ信長とか龍馬とか何回も同じ主人公でできないじゃん）。これも軍師という、脇役ポジションを主人公にした結果かな？個人的にはいいと思うんですが、面白さをキープしたまま一年はやっぱり歴史の中心人物を主人公にしないと苦しいのかもしれない。
要は秀吉の死によって本性を現した家康と豊臣（っていうか三成）派閥の関係が悪化したいう話なんですが。
個人的なダイジェストは前田利家がクランクインした直後にクランクアップした点ｗ蜂須賀小六が結構早めに死んでしまったので秀吉の親友ポジは利家だったはず。なのにずっとスルーされ続けたのは、やっぱり利家をきちんと描くと晩年の秀吉暴走状態に支障がでるからかな？
細川忠興も出ましたが、太ってるーｗｗ別に肖像画は普通なのに。
むしろ肖像画でぽっちゃりしているにも関わらずどのメディアでもイケメンに描かれる浅井長政はどうしてくれる！？
公家っぽさを出したかったんだろうか？ヤンデレ（妻であるガラシャを見たという理由だけで庭師を斬ったとか）は「ただしイケメンに限る」の世界だぞ！
信長の野望ではヤンデレっていうかただのイっちゃってる奴だったけどな。
更に長政の妻となる栄姫も登場。
家康のことを伯父上と呼んでいましたが彼女の母、多劫姫（たけひめ）が家康の異父妹にあたります。多劫姫（たけひめ）はなんと３度結婚し３度とも夫に先立たれています！彼女の最後の夫が栄姫の実父である保科正直でした。正直は甲斐武田家→北条家と仕え本能寺の変後に徳川についた割かし新参者。やはり妻の縁で出世したのでしょうな。だって保科家はのちに親藩大名会津松平家の始祖となるのですから。
長政と糸の離縁は家康による圧力が原因ですが、ドラマではノイローゼ気味になった糸に原因がありそうですね。でも娘の泣き声に顔色一つ変えないのにはドン引きですわ。熊之助を引き止めなかったことと男子を産めなかったことを気にしてしているようですが、それが母親の務めを放棄する理由になるかっての。また一人殺す気かこいつは。糸には離縁するという確定事項があるから耐えてきましたが、あのシーンはありえない。はやく離縁してくれ。
っていうか軍師官兵衛に出てくる若い女優ってほんと皆同じタイプですよね。正直みんな同じ顔に見えます（年かな(^_^;)）
キャスティングの人の好みが偏ってるんですかね。メインヒロインが中谷美紀なのが救いです。
しかしラストで官兵衛が天下狙う感じになったのには驚きましたね！
NHKのことだから関ヶ原の「平和のため」とかなんとか言ってごまかされると思いきや。黒田官兵衛が本当に天下狙ってたのかって言われるとちょっと微妙ですよね、腹の底では絶対狙ってたでしょうがそれにしては行動的じゃない。家康に三成を排除させて動向を見守ろうとしたけど、長政が家康に肩入れしすぎたせいで機を逸したって感じですかね？
黒田が家康相手にもう一乱起こしたら面白いでしょうが、そうだったら現代に存在しなくなる人もいるんですね、みんな誰かの子孫ですから。かくゆう私も始祖は毛利だから危ないですね…歴史って不思議です。
