死体じゃなんの値打ちも無え

ヲタク女子がボバ・フェットになったりDIYしたり

★花燃ゆ第三回「ついてない男」レビュー

今日はセンター試験最終日ですね!

私の周囲だと弟が現役受験生なので受けてきたようです。奴の受験の邪魔をしないために今年は正月実家に帰らなかったので報われるといいんですが(その割に元旦はアメフト観戦してたみたいですけど(#^ω^)ピキピキ)

 

 

【今回のポイント】

・いきなり久坂玄瑞キタ━(゚∀゚)━!

・寿と伊之助が祝言!あれ?式終わる前に嫁と旦那が顔見合わせたら縁起悪いんじゃなかったっけ?

・長州はホント吉田松陰に甘いよなwww

・伊之助、寅次郎と家族になるの目当てで寿と結婚したのに全然寅次郎とイチャつk団欒できてないじゃんw

・毎回書いてるけど池田さんの声聞くとマジでニヤつく(*´д`*)

・寿が伊之助のためにせっかく作った飯をぱぱっと食われたのは可哀想だけど「ざまぁwww」とか思ってしまう私って本当に性格悪いなぁ

・ホント性格悪い姉やな、しかしどうも文の性格の良さを印象づけるための演出に見えるんだよなぁ、わざとらしいというか

吉田稔麿ktkrどうしてもピスメのイメージが・・・

・寿「どうして私を妻にしたんですか?」伊之助「どうしてって…(寅次郎がry)」

知行合一・・・むむむ、いい言葉

・寅次郎「もう兄上方に心配はおかけしません」嘘つけ!

・なんか寅次郎クランクアップみたいな演出だけどあと何年かは生きるからね

・寿「(伊之助に)寅兄様がお好きなのですね、この家のことよりも」そりゃそうだよ★

・梅太郎(兄)マジギレwwwでもいいお兄ちゃんやな、弟ばかりちやほやされてても嫉妬するどころか守ってやりたいだなんて(;Д;)小さい頃よく一緒に寝てたってエピソードも可愛い

久坂と文★初対面!可愛いカップルだけどこの二人の結婚生活って何年ぐらいやったんやろ?

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・夜中に黒船を見に行くらしいけど灯篭もなしで江戸時代の夜歩くってヤバくね!?現代でも夜中に外灯なしの道歩くのしんどかったぞ?

・あぁ、タイトルのついてない男って久坂のことか!てっきり寅次郎のことかと

・文「うちはそういう人好き★」久坂「…好き!?」文「うん、兄上みたいな人」ブラコン乙www

・この展開でまたおみくじ凶だったら逆に笑えるわww

・寅次郎密航未遂キキキターキ━━ (*`Д´)=○)Д゚) ´Д゚)・;' タァ━━!!

 

 

 

私の印象と裏腹に家族や友人の間では評判がいいこのドラマ。主人公のチョイスやら女優やら(いや、井上真央全然嫌いじゃないですけど)が好みに合ってないせいでどうも冷遇っていうか逆贔屓目で見てしまうんですよね(贔屓目の対義語ってなんなんですかね?)私の好みは躍動感と花のあるハリウッド映画的なジャンルで、逆に日常の一部切り取ったような人間ドラマや恋愛ものはちょっと苦手なんですよ。恋愛ものでも豪華客船が沈没する、とか舞台が18世紀、というような動きがないと・・・

 

 

 

でも今回は今までで一番面白かった!(まだ3回だけど)

やっと主人公が主人公らしい動きしたからでしょうか?

今回も明らかにお見合い結婚な二人が結婚前に偶然会うという大河ドラマあるあるでしたが、文と久坂は違和感なかった。徹夜して黒船見に行った挙句結局見れなかったけどおみくじのくだりはいい感じでほわっとしたし♥

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でも確かこの二人の結婚って話持ち上がった時に文がブス見た目がよろしくなかったから久坂が渋ってたのを学友だか松陰に「女を見た目で判断するとか女々しすぎm9(^Д^)プギャー」とか言われて逆ギレして籍入れたんじゃなかったっけ?(ところどころ違うかも)そう思うとときめき半減かも・・・この話はなかったことに( ̄▽ ̄;)

 

あと毎回新キャラクターの回想を挟んで文が悩みを解決していくという流れの恒例も面白いですね。第一回は寅次郎、前回は伊之助ときて今回は久坂(と梅太郎)、各キャラの子役を見れるのが楽しいです、次は誰でしょうか?

 

 

今回寅次郎が藩主に建白書を提出しましたが内容はあんまり触れられませんでしたね、残念(;_;)正式なタイトルは「将及私言」といいます。

謹んで案ずるに、外夷の患由来する所久し、固より今日に始まるに非ざるなり。然れども今般亜美理駕夷の事、実に目前の急、乃ち万世の患なり。六月三日、夷 舶浦賀港に来りしより、日夜疾走し、彼の地に至り其の状態を察するに、軽蔑侮慢、実に見聞に堪へざる事どもなり。然るに戦争に及ばざるは、幕府の令、夷の 軽蔑侮慢を甘んじ、専ら事穏便を主とせられし故なり。然らずんば今己に戦争に及ぶこと久しからん。然れども往事は姑く置く。夷人幕府に上る書を観るに、和 友通商、煤炭食物を買ひ、南境の一帯を請ふ等の事件、一として許允せらるべきものなし。夷等来春には答書を取りに来らんに、願ふ所一も許允なき時は、彼れ 豈に徒然として帰らんや。然れば来春には必定一戦に及ぶべし。然るに太平の気智として、戦は万代の後迄もなきことの様に思ふもの多し、豈に嘆ずべきの甚し きに非ずや。今謹んで案ずるに、来春迄僅かに五六月の間なれば、此の際に乗じ嘗胆座薪の思ひをなし、君臣上下一体と成りて備へをなすに非ずんば、我が太平 連綿の余を以て彼の百練千磨の夷と戦ふこと難かるべし。若し然らずして安然日を渉る時は、追ふべからざるの悔に及ぶべくと、窃かに国家の為め痛心し奉るな り。故に忌諱を憚らず、妄言の罪を避けず、当今の急務を論列するなり。

 

 

 

 

・・・なんのこっちゃwww

 

 

 

 

簡単に言いますと「このままじゃいかん」ってことです。寅次郎が脱藩してまで見てきた諸国での見聞を元に黒船対策を書いたものですが国の体制(=幕府)も対応(=日米通商修好条約や国防のこと)もこのままじゃ日本は守りきれないって言ってるんです。

そんなの松陰じゃなくても幕末の偉人がよく言ってるじゃんって思いますが、吉田松陰のすごいところはこの思想が流行る(?)何年も前にしかも24歳の若さで言い出したことです。同じ時期に似たようなこと言ってるのは佐久間象山くらいか?

しかし佐久間象山幕臣だけど萩みたいな江戸から遠く離れた土地から出てきた武士(事の時は武士ですらないww)が言ったんですからね!まぁ幕府から離れているからこそ客観的に物事を見れたのかもしれないし元々長州っていうか毛利家は徳川に対して好意的な感情持ってないから(戦国時代には120万石あった土地を約37万に減らされてるわけだから)盲目的にならずに済んだのかもね。毛利敬親にそれを提出したのもその辺の関係かも。毛利敬親って無能(っていうか流されやすい)って評価受けてるけど本当に無能だったら松蔭みたいに頭のいい人が命かけて建白書なんて提出しないでしょうしね。

 

 

ところで実は何年か前に萩に家族旅行に行ったことがあります。結構小さい町でレンタサイクルで端から端まで回りました、あの頃は元気だったなぁ・・・私(´;ω;`)。松蔭神社と松下村塾は蝋人形とかあって正直パラダイス感探偵ナイトスクープ的な意味で)があったけど高杉や桂の生家は見ごたえありましたよ、なによりその近さにw偉人なんて街に一人いればいいくらいなのに同じ町内で4人も5人も輩出されてるなんて半端ないですよね・・・

※探偵ナイトスクープ的な意味のパラダイスとは

萩の思い出はこれからもちょくちょく挟むと思うのでよろしくお願いします。

 

 

ここのところ年代や政治が動かないので全然池田さんのナレーションが入らなくてしょんぼりです(´・ω・`)

来週のタイトルは「生きてつかあさい」とのことですがこのドラマ、タイトルがちとダサいですねwww

 

 

 前回:

次回:「生きてつかあさい」Coming soon