死体じゃなんの値打ちも無え

ヲタク女子がボバ・フェットになったりDIYしたり

★ヲタク女子が防災対策的なマンションの選び方について語るから聞いてくれ

今週のお題「わが家の防災対策」

お久しぶりです、先週の北海道の地震で若干被災しました。
被災と言っても揺れに怯え、14時間弱停電に苦しんだ程度。
土砂崩れは勿論2日間の停電や断水に見舞われた地域だってあるんですから
私の被災なんて大したことありあせん、いわばプチ被災、ライト被災です。

 

被害と言えば自室のパーテーション(天井に突っ張り棒伸びてるけどゆるゆるでほぼ自立してたやつ)と姿見がベッドに倒れてきたこと。丸まって寝ていたので無傷。
あとはホットトイズ製の礼砲隊ジョーカーの首が取れたこと(元々取れる仕様)。
ちなみに球体関節人形は微動だにしなかった。


私の家は停電のみ、ガスも水も止まりませんでした。
給湯器は止まったのでお湯は止まりましたが、偶然前の週に給湯器が普通に壊れた(すすの目詰まりとかなんとか)ため、1日2日のお湯のない生活には慣れていました。
むしろこの故障が震災と重ならなかったのは僥倖。

朝ごはん代わりにアイスクリームを食べるという非日常感は良い思い出。

 

復旧めどが立たなかったためスマホの充電不足には大層怯えましたが、
家の周りに自衛隊基地や病院が密集していたためか道内でもかなり早い段階で電気がつきました。復旧した時間がちょうど日の入りだったので感動と安心もひとしおでしたが、絶対感謝を増幅させるために見計らっていたと思う。

 

と、ここでお題に沿って防災対策の話

ぶっちゃけ全然していませんでした(-_-;)
ベッドから届く範囲に懐中電灯モバイルバッテリー置いてたぐらい?

でも両親は輪をかけて呑気なもんで、私が通帳と印鑑と水をかき集め、風呂に水をためている中「停電だー」とか言いながらうろうろしてるwww
いいから電池を集めて鍋に飲料水をためてスマホを省エネモードにしなさい!

 

結果論ではあるんですが、
私の家がしていた一番の防災対策はアパート選びでした。

先ほど述べた通り私の住む地域は断水はしなかったのですが、
次の日買い出しに出かけると公園にバケツを持った人々が!
話を聞くと断水したとのこと。
水のくみ上げにポンプを使用している集合住宅は断水状態になってたんですね。
そしてあたり一帯の集合住宅はほぼすべてがポンプ式だったわけです。

結局その日の夕方には停電は解除されたわけだから公園で並んでいた人たちも夜にはトイレを流せていたんだろうけども、もし私の家も断水してたら公園に走っていたに違いない。
不安だもん。
しかしその水道、普段は犬飼ってる奴が飼い犬に直飲みさせたりしてる蛇口やで…
トイレはともかく食器洗いにも抵抗があるなー

 

ここから本題。落ち着いた後で
【集合住宅の給水方式】

について調べてみたので聞いて行ってください。

 

集合住宅の給水方式としてあげられるのはまず貯水槽方式があります。

そこからさらに高置水槽方式ポンプ圧送方式の2つに分かれます。

前者は貯水タンクが屋上にあるやつ。
ほら「ほの暗い水の底から」で子どもが溺れちゃったやつ…(トラウマ)

仄暗い水の底から

水をポンプでいったん高いところにくみ上げて、重力を利用して各戸に水を供給しています。

後者は主に屋内に貯水タンクがあるもの。このタンクからポンプで各戸に水を送っています。

どちらにせよポンプが使われているので停電時はアウトです。


もう一つ、メジャーな方式は水道直結方式
これも2つの方式に分かれます。

一つは直圧直結方式。これは水道本から直接給水する方法です。

もう一つは増圧直結方式
簡単に言えば貯水タンクを経由せずにポンプで直接各戸に水を送っています。
やっぱり停電時はアウト。

しかし増圧直結方式の集合住宅でも低層階は直圧直結方式になっているのでセウト(セーフ+アウト)になります。
逆に言うと直圧直結方式は3階建てまでの集合住宅でしか採用されていません。

詳しくはこちら→マンション管理ゼミナール 第5回 『給水方式』の基礎知識 | HOUSING NEWS ONLINE ハウズイングニュースオンライン

 

まぁ簡単に言うとだ。

停電でも水が使いたければ直圧直結方式の住宅か、
増圧直結方式の住宅の3階以下に住めということです。

 

マンション選びの際はちょっと気に留めてみてください。
ちなみにうちはこんなことになるまで一切意識したことありませんでした。
単にラッキーだっただけです。

 

 

 

 

どうでもいいんだけど、お題にある「防災対策」って普通に使われている言葉ですけど
「防」と「対策」って意味被ってない?と思い始めたらゲシュタルトが崩壊し始めました。
防災か災害対策ならわかるんだけども。