★【真田丸】第2回「決断」感想
20時までバイトだったのでリアルタイムではありませんが録画観てレビューします!
実は20時に録画しようとしたらD-lifeでやってる「キャッスル~ミステリー作家のNY事件簿~」の再放送と見事にぶつかってしまい5分ほどパニックになっていたのですがBSプレミアムの6時からの先行放送を思い出して無事どちらも録ることが出来ました、viva!私の記憶力★
ちなみに、専門職と捜査官のコンビは海外ドラマあるあるだけど(元詐欺師と捜査官、法人類学者と捜査官、数学者と捜査官など)キャッスル、面白いです。捜査官の方が女っていうのはあまりないし二人の関係進展が歯痒くて萌えます❤
閑話休題、第2回「決断」のレビューを始めます★
今回は真田一行の珍道中(?)と武田の滅亡がメイン
織田方から隠れながら岩櫃に向かうために百姓に化ける真田家の人々。
顔に泥を塗る(物理)www
野党との戦闘シーンで人斬りをためらう信繁と容赦のない信幸の対比が描かれます。世間一般的な信幸→政治向き、信繁→戦向きみたいなイメージとのギャップがありましたよね(あれ?このイメージ持ってるのって私だけ?)信幸の「自分のためではなく一門のために斬れ」というセリフには彼の理性的で責任感ある人格と同時に危うさも感じました。彼は「一門のため」という大義名分の下ならどんなことでもする→大義名分への盲信性は大義名分が間違っている場合、または大義名分が失われたときが怖いと思うんですよ。その辺が信幸の性格描写であり、信繁との違いであり、婆様が信繁を軽んじる所以であり、今後の兄弟関係へ大きな影響をもたらすのではないでしょうか(わぁ、哲学っぽい
お次は武田家の滅亡。
勝頼の自害シーンで信玄公★登場
信玄を演じたのは50年間大河ドラマに関わってきた
ベテラン殺陣師林邦四郎さん
昨年10月にお亡くなりになったので今回の「真田丸」は彼の遺作。そうなると武田家の柱だった信玄の幻シーンは大河ドラマを長年支えた林さんに重なるものがありますね、感慨深い!
ちなみに「真田丸」の殺陣指導は林さんの弟子の中川邦四郎(名前を襲名)さんが担当している模様。
次に家康のキャラクター描写。
この写真かつらの境目がすごいはっきり見えるけど大丈夫?w
信繁とラスボスとなる家康を初期のエピソードで描きたかったから出したのでしょうが実際武田攻めの最前線は徳川だったから無理な演出ではないですね。っていうかそのために幼少期すっ飛ばしてこの時期から物語を始めたんでしょうが(単に信繁は両親の早世や身分迫害なんかのお涙頂戴ネタもなく充実した少年時代を過ごしたからかもしれませんが)。
しかして「生き残られればそれで十分じゃ」というセリフはある意味笑えますね。ここがまだ一大名に過ぎない心配性で健康ヲタクな家康がいかに野心的で支配的な天下人になるかのスタート位置なわけでしょう。
信繁がいかに英雄になるかと家康がいかに王になるかを同時に描くことが全体のプロットになっているとすれば家康は準主役ポジション?内野聖陽がNHKのめんこであることを鑑みればあり得ない話じゃないよね?
ってか内野+武田家って「風林火山」かよwwwもしかして内野に「武田を滅ぼしても全然うれしくない」って言わせたのはネタなのか?
最後に昌幸の上杉北条どっちでSHOW!
昌幸「わしは自分の不甲斐なさを悔やむばかりだ(ノД`)・゜・。」
信幸「父上に非は御座いません('Д')」
昌幸「いや、わしもそう思うんだ(・ω・)」
信幸「…ぇ(´・ω・`)」
ワロタww
挙句くじで決めようとか言ってさんざん兄弟に議論させといて結論は織田って・・・昌幸自由人だなぁ、、、でも自分の悩みを他人に議論させると客観的になれて解決するパターンってあるよねw昌幸にとって息子二人は心の中の天使と悪魔的な存在なのかも(たぶん信幸が天使で信繁が悪魔)
ところでくじで決めるとき上杉が赤で北条が黒って言ってたけど
違和感覚えたの私だけ?
上杉が赤じゃないと思うのは赤が宿敵武田のシンボルカラーだからかな?個人的に硬派な景勝は黒って(っていうかモノクロ)イメージがあるからかもしれないけど。
次回は本編にあまり関係ない閑話って感じがしますね。はっきり言って三谷幸喜は恋愛描写はあまりうまくないと思うので軍師官兵衛での官兵衛と光の馴れ初め→結婚シーンくらいのシンプルさでいいと思うよ、色恋話は。
ところで前回の予告にあった寺島進のシーンってあった?
前回;第1回「船出」
次回:第3回「策略」