★軍師官兵衛第44回「落ちゆく巨星」レビュー

軍師官兵衛、2014年11月２日放送分のレビュー始まるよー♫

【今回のポイント】

・天下のためを思うならいっそマジで謀反しちゃえばよかったんじゃね？朝鮮出兵のこともあるし案外味方ついたかもよ？

・…いや、まだ秀吉の方が強いか…

・秀次★切腹…乙

・秀吉「小便をもらしてしもうた」シコってんのかと思っ

・竹中直人の老いた演技SUGEEE

・秀吉「お主（官兵衛）にわしのそばにいてほしいんじゃ…」(´；ω；｀)いたましい

・長政とは別に官兵衛にも禄（旧領の播磨にちょっと）出た！

・長束正家出た！！周りに腑抜けたと噂される官兵衛、秀吉死ぬまでの雌伏だもんね！・・・ね！？

・おおおお太兵衛VS正則来るか！？

・ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!太兵衛前々からこれみよがしにでかい盃で呑んでたもんねwww

・ガラハド「ねんがんのにほんごうをてにいれたぞ！」

・祝★第二次朝鮮征伐決定！！(TT)

・あのさぁ・・・毎回取ってつけたように長政と糸のラブラブシーン挟むけど、蛇足すぎ、もうなくていいよ

・拾、秀頼に改名（元服？）

・熊之助今16歳！？…あぁ…(察し

・ぎゃああ隆景が死にかけてる(＞＜)

・小早川秀秋★ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!（ある意味きてないな

・うわぁん(;_;)隆景クランクアップかぁorz

・あああ熊之助orz

秀次切腹のシーン、やけにあっさりと終わりましたね、シーンすら無し！

39人の処刑に5時間かかったとのこと、ギロチンの偉大さがわかりますね！あれなら一人につき1分くらいだもん（まぁ数人に一回刃を入れ替えなきゃならないでしょうが）。自慢じゃないけど処刑装置、拷問装置にはけっこう詳しいんですよ(。-∀-)一般的に18世紀後期に開発されたギロチンが有名ですが実はあの形状の首切り装置は16世紀後半の時点で存在していたんです。ただしそれには力の集中のために斜めに作られた刃と首を落とす程よい力を調整するための重り（ムトン）が付いていなかったので「切る」というより「押し潰す」ものだったんですがwwww

南蛮人も地球儀や眼鏡より首切り装置持って来たほうが受けたんじゃないか？

盛大に脱線しましたw

この処刑の連座として有名なのは最上義光の娘、駒姫でしょうか？

↑親父が羽州の狐だから娘も狐www

彼女は秀次の側室でしたがまだ正式には婚約しておらず祝儀のために上洛して数日で連座させられらと言いますから悲惨です、ほとんど会ったこともない人の巻き添えになったわけですから！

最上や伊達など東北勢は豊臣への帰順が遅かった分巻き返すため次代だった秀次に近づいてたんですね。ただ駒姫に関しては義光は秀次の要求を散々断った挙句渋々嫁に出したそうで…この時最上家と伊達家も巻き添えを食らいそうになるのですが、それを救ったのが徳川、娘の死を嘆いた大崎婦人の死（駒姫の処刑から14日後、自殺らしい）もあいまって最上（と伊達）は必然的に関ヶ原で東軍につくことになったんですね。

秀次処刑の名目ですが、病気で里に帰された秀吉の側室を娶ったとか、諸大名に金貸しをしていたこととか（城普請やら朝鮮出兵やらで大名も金欠だったから）ドラマで言ってた鹿狩りの話とか。禁猟区の比叡山で鹿を狩ってそれを寺の中で調理させたとか、一説には猟奇的で農民や町人を辻斬りしてたらしい、ついたあだ名は殺生関白。

まぁ↑の話と同じ資料に「穏やかで思慮深い」「野心ななく禁欲的（その割に側室30人いたとか聞きますがこれも後世の創作？）」「ホモじゃなかった」とかいい噂も書いてるんで甚だ信憑性に欠けますがね！

処刑に際しても家臣や小姓から殉死者も出たし（こうなったら再就職先望めないからかもしれないけど）一般的に（ドラマでも）三成が秀次を追い込んだってなってますが「五宗記」って資料では三成が秀吉に秀次の助命嘆願してたり。

あんまり悪い性格だったとは思えないんだよなぁ、無能ってイメージがあるけど戦場での失敗は小牧長久手での一回きりだし。

そして今回の山場（？）母里太兵衛と福島正則のイッキ勝負！この逸話を元に作られた民謡、黒田節がこちら！

太兵衛さんの！ちょっといいとこ見てみたい！

飲んで飲～んで飲んで飲んで飲～んで飲んで

イッキ！イッキ！イッキ！

嘘ですよwwww

ドラマでは官兵衛の悪口言われて、ってなりましたが

酒豪の正則が「勝ったら褒美になんでもやんぞ！」って絡んで太兵衛が「仕事中なんで」って断ったら「黒田武士は酒に弱いんかい」って…ヤンキーかよ！無双の正則のイメージはここから来てるんだな。しかし世界観が壊れるしおもっくそBASARAの伊達軍みたいだから正直このデザインはいただけないな↓

勝った太兵衛は正則が秀吉から下賜された家宝「日本号」という名槍を所望。本多忠勝の蜻蛉切、結城秀康の御手杵とならぶ天下三大名槍です

「武士に二言なし」ということで譲られたこの槍は現在福岡市博物館に展示されております。返礼として狩野常信の屏風送ったらしいけどね、大名家どうし揉めたり後腐れしたりするの嫌だったんだろうなw

本当の黒田節はこちら、ついでに2番も

酒は呑め呑め　呑むならば　

日本一のこの槍を　

呑み取るほどに呑むならば　

これぞ真の黒田武士

峰の嵐か松風か

尋ぬる人の琴の音か

駒ひきとめて立ち寄れば

爪音高き想夫恋

3番以降は諸説あるので省きます(^^;

それよりも私のFavoriteキャラ小早川隆景のクランクアップの方がインパクトありました…もうあの隆景を見れないなんて…鶴見辰吾さんの隆景が好きすぎて戦国無双４の隆景のレベルが一気にMAXに達したのは秘密だ！

公式ページの第42回の特集は隆景なので見ようね！怖いからリンク貼らないけどw

終盤に向けて嫌な予感がする描写が目立ちましたね

熊之助とか熊之助とか小早川秀秋とか

ついに家康も○○するし！？

来週はいよいよ秀吉も逝去、序盤ではあんなにいい人だったのに死んでみんなが安心するって悲しすぎますね、間違ってもこんな死に方はしたくない！